訳アリLife(仮)

 
 女に手をひかれ、やってきたのは保健室。




「…洸汰?
 あたし…ぃぃよ?」



「…ん」





 ネクタイをほどいた女。




 
「ねぇ、名前。
 …呼んで?」


「…」






 …つーか、



 こいつ…誰だっけ?





 そーいえば今朝からまとわりついてきてて…





「…まぁいーや。

 ね?
 洸汰…
 保健室に…ベットあるよ?」


「だな」





 俺はやる気なさげに保健室に入った。










< 118 / 292 >

この作品をシェア

pagetop