訳アリLife(仮)
『ひろ…と?
何か、外いるに変な人が大翔のこと、呼んで『うるさぃ』
おかしい。
大翔、様子が変だよ…
『大翔…?』
『何』
『あの人達。
どうしたの…?』
『…』
『言ってくんなきゃ分かんない』
『言うつもりなんてない』
おかしい。
大翔はこんなこと言う人なんかじゃない。
こんな冷たい人なんかじゃない。
『凛は、俺にあっちに行ってほしい?』
『あっち…?』
『そ、あっち。』
あっちって、何…?
『大翔、言ってること分かんないよ』
『…じゃあいい』
そう言って大翔は教室から出て行った。
『ひろ、と…?』
不安なあたし。
嫌な予感がした。
これからおこることなんて、誰も予想なんてしない。
その日、大翔は学校には戻ってこなかった。