すれ違い -たとえあなたが...-



私は突き離された気がした



無理だと思った



だけどやっぱり好きだ



と思った




私は



「トイレ行って来るから待ってて」

ちゃんと笑って言った




そして途中男友達と会った


亮輔先輩の友達でもある人


「もしかしてデート?(笑)」

「まっさっか〜実はいとこなんだよね〜(笑)」

「なんだっ楽しくねっ!」

「逆になんだよ〜」

「まっまたこんどね」

「はいよっまたね〜」



慣れてるってのもあって

ちゃんと楽しく話せた


よかったと思った



でも亮輔先輩とはもう



無理だと思った


小走りで走ってもう帰ろ


と思った


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