ありがちな恋
「いや「お兄ちゃんにはいません!!」

またしても愛奈が乱入してきた。お茶をもって。

「まあ確かにそうだけど」

「ふう~ん」

なんなんだこいつらは。

「なんだよ」

「別に」

まあどうでもいいや。

「卓也さん。背伸びましたね。子供の頃は
私と同じくらいだったのに」

「そうだったな。愛奈ちゃんも伸びてるじゃん身長。
ついでに髪も伸ばしたのかな?似合ってるよ」

「御世辞いわないでくださいよ~」

愛奈が照れながら答える。

「本当だよ!びっくりしたもん俺」

「あ、ありがとうございます」

……なんかモヤモヤすんな
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