ありがちな恋

「いや大切なのは夕方からなんだよ」

なんだぁといいながら空と卓也は
さらに俺の予定を聞いてくる。

「まあ、夕方起きるだろ？」

「「うん」」

「そんで、晩飯食って」

「「うん」」

「そんで自分の部屋に戻るだろ？」

「「うんうん」」

「また寝る」

「「どんだけ寝るんだよ！！」」