ありがちな恋
おぼれたらシャレになんねぇからな。
だが!そんなこと知ったことか!
3人に向けて思いっきり海水をかける。

「お兄ちゃん!何するの!」

「きゃあ!冷たい」

「ばっ、お前!!」

「ざまあみろ」

そういい残して俺は逃げる。
逃げていたら声を掛けられた。

「ねぇ、君一人?」

「いや、他の奴もいるけど」

「私と遊ばない?向こうのほうで」

そういって指を指したところには
人から見えそうにない岩陰だった。
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