ありがちな恋
「もう!」

文句を言いながら愛奈は飲み物を
買いにいった。

「なあ健。あんな言い方せんでも
よかったんじゃないか?わざわざ買いに
行ってくれるっていってんのに」

「…別にいいんだよ。ほっとけ」

「健くんひど~い」

「うるさい。空は黙っときなさい」

「べぇ~だ」

なんで気に入らなかったんだろう?
俺には分からない。

三人で雑談しながら愛奈の帰りを待つ。
だが、中々愛奈が帰ってこない。
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