婚約者は俺様なオタク様★




もちろんそれを声に出して言うわけでもなく…



沈黙が続く。




でも、その沈黙は高田によって終わった。



「…何してんだ」


いつもよりも低い声でそう聞かれた。




「何って…合コン?」


疑問系で返した私。



一応、合コンに来てるけど、私的には『合コンしてます!』って感じじゃないから疑問系になってしまったみたい。



私の返事を聞いた高田の顔は険しくなった。



いやいや…


その顔、怖いんだってば!

ってか高田にそんな顔をされるようなことしてないし…。






< 129 / 172 >

この作品をシェア

pagetop