婚約者は俺様なオタク様★
力が抜けた私はその場に座り込んでしまった。
「意味…わかん…ない…」
私は涙目になった目で睨みながら高田に言った。
「意味なんかねぇよ」
座り込んでる私を見下して言ってくる高田。
怒るのも疲れてきた。
だから、もう高田に文句言うのは止めよう。
「じゃぁ、もう私に関わらないで…。明日のデートじゃなくて…これからの“日曜のデート”絶対にしないから」
そう言って私は、スタッフルームから出た。