婚約者は俺様なオタク様★




力が抜けた私はその場に座り込んでしまった。




「意味…わかん…ない…」



私は涙目になった目で睨みながら高田に言った。



「意味なんかねぇよ」


座り込んでる私を見下して言ってくる高田。



怒るのも疲れてきた。

だから、もう高田に文句言うのは止めよう。



「じゃぁ、もう私に関わらないで…。明日のデートじゃなくて…これからの“日曜のデート”絶対にしないから」



そう言って私は、スタッフルームから出た。





< 137 / 172 >

この作品をシェア

pagetop