婚約者は俺様なオタク様★
―キーンコーンカーンコーン
私がそう言ったと同時に予鈴が鳴った。
私は裏庭に行き、大きな木の下にある木陰に座った。
ここなら先生にもバレないし、誰もいないからゆっくり出来る。
そう思って、ボーっとしていたら誰かがこっちに歩いて来る気配がした。
ふと、向こうを見てみると、今一番2人っきりになりたくないNo.1の高田が居た。
何でアイツもここにいんの?
高田もサボる気か?
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