婚約者は俺様なオタク様★




「ほら」



ケータイの赤外線を私に向けてきた。



だから私も釣られて赤外線を向けた。




「じゃぁこれからデートのことは、こっちに連絡するから。お前の母親にも言っとけよ」




そう言って高田は向こうに行った。




“日曜デート”また始まるのか。


でも、前よりは嫌な気持ちではない。



そんな自分を不思議に思えた。






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