婚約者は俺様なオタク様★
「えっ…ぼっ僕ですか?」
高田は少しオドオドしながら言った。
ってか男が女に向かってオドオドして、どうすんのよ!
「ちょー冷たいんだけど!?
どうしてくれんの?」
高田にムキになるギャル。
私、この間に帰ってよろしいでしょうか…?
「ごっごめんなさい…花壇に水をやろうとしたら…ホースが…」
「何?それ言い訳?」
責め続けるギャル。
もう見てらんない。
たかが水掛かっただけじゃん。
しかも、わざとじゃないんだし。