婚約者は俺様なオタク様★
高田があまりにもかわいそうだったので…
「いい加減にしなよ!」
と言って高田の持ってたホースを奪い、ギャル達に勢いよく水をかけた私。
「わざと水を掛けたってこういうことを言うんじゃない?」
自分でも何でこんなことをしたのか分からないけど、昔から正義感だけは強かった私。
「あんたね!」
っとまたギャルのリーダーが私を殴ろうとした時―…
「お前ら!何やってる!?」
みんな声の方向に振り向いた。
うわぁ…
生徒指導の本田じゃん…。
「本田かよ…。今日のところは見逃すけどアンタただじゃおかないから」
と言ってギャル達は去った。