成金美男子達VS貧乏美少女
そして複数のスーツを着た人達が入って来た
そのうちの一人が私に近寄って来た
「貴女が福繁翼様ですね?」
『そうですけど…何か?』
「お迎えに上がりました」
『はあ!?』
私の頭はついていけずショート寸前だった
するとそんな私を構いもせず1人の男が偉そうに入ってきた
「早く連れてけ」
『高潮蒼!?何で!』
「今日からお前は1号館の生徒兼俺達の世話係だ」
『何言ってんの?そんな勝手なこと…「契約書もある」
そう言って私の目の前に一枚の紙を差し出した
パシッ…
『これ…さっき私が署名した紙…』
書いてある内容とかはあまり見なかったけど名前が私の字であることは間違いなかった
『騙したわね…』
目の前で偉そうに立っている高潮蒼を睨み付けた
「ふっ…騙されるのが悪い」
『なっ!?こんな契約書は無効よ無効!!』
そう言って私は持っている契約書を破ろうとした
「いいのか?お前がその契約書を破れば白紙だがそのとばっちりはそこの眼鏡にいくぞ」
『…っ!?卑怯ものっ…』
「翼…」
『…分かったわよ!世話係だろうが何だろうがやってやるわ!ただしもう二度と2号館の生徒をパシリに使わないで!』
そう言った私を見てニヤリと笑った
「ああ…お前がずっと世話係を続けられればな」
そうして私はまんまと罠にはまってしまい波乱万丈なschoollifeが始まった…ー