成金美男子達VS貧乏美少女
新しい…
寮生活
あのあと私は教室を後にして寮へと向かった
高潮蒼と一緒に…
『何で私がこんな奴の言いなりに…』
「何か言ったか?」
高潮蒼の後ろで歩きながらぶつぶつと文句を言っていた
『別にっ…』
「可愛くねー女」
『可愛くなくて結構です!』
そんな言い合いをしているといつの間にか寮についていた
『なにここ…』
「寮に決まってんだろ。行くぞ」
寮とは思えないほどばかでかい建物何ですけど
と思いながら高潮蒼の後を追いかけた
『うわ…広い…』
中に入ると高級ホテルとしか思えないほど辺り一面ピカピカしていた
「あーーー!!!やっときた!」
そう言って部屋から出てきた綺麗な男の人に抱きつかれた
『きゃっ…』
「きゃっ…だって~かーわいい!」
そう言って頬をスリスリしてきた
「うわー肌質サイコー!身体の相性抜群かもね♪」
『かっ…身体!?』
その言葉に顔が真っ赤になった
「そこら辺にしろ!直」
何故だか不機嫌で高潮蒼は直と呼んだ男の人を引き剥がした
「ちぇ~あ!俺早瀬直ね♪直って呼んでね」
軽い感じだなあ~
『福繁翼です』