駆ける…キミト共に
おいおい…勘弁してくれよ。
俺は完全に限界だったよ。

「社長さんもね、
電話で
卓くんは、息子さんが亡くなった事を
気に掛ける様子は特に無かったよ。
ただ、今日の朝に
私を訪ねて 亡くなったのを伝えに来たんだが…

その時の卓くんは、抜け殻みたいだったねぇ。
今日は休め。身内が亡くなったのならって、言ったら
それはいいですって、きっぱり断って…」
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