駆ける…キミト共に
「あの子が…いなくなっちゃったのよ…」
何処にもね…

「そうして、他の歩いている僅かな人にも聞いて回ったわ…

でも……聞こえて来たのは
救急車の音…」

そう、俺を迎えに来たあの子は…
馬鹿な事を考えていた
俺が殺してしまった。

「どうして、歩道から出たかなんて
分からないけど…
兎に角…私はその場に
倒れ込んじゃった…」
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