駆ける…キミト共に
自分は、その中で
どれだけ公演して来たのだろうか。

少なくとも、自分が完璧だと思える
様なものにまでは
至っていなかった。

だけど…初めて知らされた。
初めて広がった
この輪。

俺は…雲を掴もうとしていた。
先程までは、尾を引いていたが。

今は、その形は薄れ消えてしまったが…
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