駆ける…キミト共に
が、しかし
必ずしも良い方向に向かっているかと
言えば
その様な事は無かった。

問題は、裁判である。
自分は裁かれる身なのである。
それについて、身辺で色々
動きつつある。

そんな中 三波が
向こうの窓から
城山を呼んだ。

「おい。
面会だ」

城山の面会時間は、
殆どフリーと言っても良いくらいだった。
< 171 / 271 >

この作品をシェア

pagetop