駆ける…キミト共に
面会時間は、若干
過ぎている
所だろうか。

それくらいは、何処でもよくある。

誰が来たか、予想は大方ついていた。
涼子は、検察官やらから
話を聞かされているだろう。

つまり、一人しか思い当たる人物は
いなかった。

「やあ、城山くん」

社長である。
この所、慌てていて自分から連絡したりだなんて言うのが
出来無かった。
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