駆ける…キミト共に
「自分の身体…親からです。」

「父親、母親、どっちかって聞いてんだよ!」

「えっと…」

「貴様…!
出ろ!今直ぐ出ろ!」

隣の部下が宥め様とするが、相手は運転を止め
既にパトカーから下りている。

「ま、仕方ねぇ…
また報告書書かなきゃな」
と言って、城山を外へ出す。

その時
「俺はあんたが逃げないって信じてるからな」
と言って、手錠を付け無かった。

向こうは既に、怒りの意を表し、こちらを見下していた。
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