駆ける…キミト共に
社長が来てから、
翌日。

涼子からの証言を基に作成された
資料について、

疑問点等があれば
申し出て欲しい、
との事を

その、重みのあるスーツを着こなした
検察官から

聞かれた。

別段、嫌では無かったが…

余りの早さに、少し
頭が働かなかったのは
紛れも無い事実である。

と、同時に
何処かでまだ…
夢を見ている様な気がする。
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