駆ける…キミト共に
だから、ごねたい
気持ちがあったのかもしれない。

「別に…」
と言った。

すると、呆れた様に
「はぁ、そうですか。
まぁ、仰りたく無いのは分かります。
ですが、それでは
あなたも納得しないでしょう?」

年下に説教を受けるのは、好きでは無い。

「こっちは、辛いんですよ」

これは、正直な気持ちだった。
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