駆ける…キミト共に
樋口は、普段見せない程の
目つきで、城山の引率してくれていた担当警官を

そっと睨んだ。

警官は、少し狼狽するも
意志が読めたのか

無言で、敬礼をした後
部屋から出て行った。

「ええと、簡潔に言いますとねー」
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