駆ける…キミト共に
所詮、自分は
犯罪者なのだが…


まだ、あのベテラン刑事は無線で色々話しているが

署の方では、恐らく城山達の事が
問題になっているだろう。

空を窓から見ると、橙色を浴びて…
城山達を照らしていた。

この後は暗い事ばかりだと、否が応でも分かっているのに。

城山は、署に着くまで
一眠りする事にした。

悪い夢は、きっと覚める物だから。
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