駆ける…キミト共に
そして、これから毎朝見る光景になるであろう

朝礼が始まった。

社長も、少しやる気の無い風に
話したりして

社員と本当に他愛も無い、ギャグを言ったりして
楽しんでいた。

しかし、それを見て
どこか楽しんでいる自分がいるのも
また…

確かな真実であった。

いざ、出発、
と言う時になって

他の先輩達から
「頑張って来いよ」
「家にそのまま帰って、寝るなよ!」

等と声を掛けて
励ましてくれた。

城山は、意気揚々に会社を出た。
(これから、何があっても頑張る)

そう、心に決め
先程の写真を、また思い出していた。
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