駆ける…キミト共に
「おっと、それからそれから。
テレビみたいに、カツ丼なんか出てこないからな。
まぁ、質問には正直に答えてくれれば良いよ。

あと、言いたく無い質問は、別に答え無くても構わないから」

「はい」

その取り調べ室は、ドラマや漫画なんかで見るより

ずっと広く、窓は小さな小窓が一つ
シャンとしているだけの

やや殺風景な所であった。

……なかなか、
三波は戻っては来ず
やがて島田にも、多少の焦りが見られた。
< 62 / 271 >

この作品をシェア

pagetop