駆ける…キミト共に
卓は、くしゃくしゃになった紙の
記入欄に記入事項を書き入れていく。

そして、それを書き終えていく内には
互いに、泣き止んでいた。

それをゆっくりと、涼子に渡した。
涼子はずっと
「ごめんなさい」
を連呼していた。

涼子は東京に帰る為、新幹線の都合もあり
直ぐに帰る事になった。

卓はドアを開けて、
「いつ…戻って来るんだ?」
と聞いた。
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