駆ける…キミト共に
(確かに、あの日
あいつは死んだと言っていた。
だのに…俺が跳ねた相手が
死んだ息子だなんて…)

言うなれば、
神の悪戯か。

運命か。

偶然なのか。

全く分からないが、
自分が、何か変われる気がした。

今までの全部が、
一つの夢の様で…

その夢から覚める、今がそのチャンスだった。

どんなに辛い事を言われるか知れない。
しかし、そこにどれだけ意外な事が
あったとしても
受け入れる勇気は、出来ていた。
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