幼なじみが執事に挑戦!? 〜Start Sweet Life 〜
やっとホームルームが終わって、話し掛けようと斜め後ろを振り向くと…




…そこには圭ちゃんの姿がなかった。



そういえば、今日は一緒に帰れないんだった。





「圭ぢゃん…」


さすがに、ここまでやられるとあたし…悲しいし、寂しいです…。




もう、あたし数十時間くらいしか圭ちゃんと話していないだけなのに圭ちゃん中毒だよ…。







お父さんは社長でお金をたくさん持っているけれど、決してあたしは甘やかされたわけではなかった。



必要最低限の事はやらされてるし、好きな物も何でもホイホイ買ってくれるわけでもなかった。
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