心 [短編]
お父さんはお母さんに比べて全く期待をしていない。

と言うより現実をちゃんと見ている。


小さい頃は優しかった。

私は一人っ子だから親から寵愛を受けていた。


周りからしてみれば、ただの過保護であったが……。


高校に入りだんだんと変わっていく娘に戸惑っていたのは、他の誰でもないお父さんだった。


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