心 [短編]
第三章:友情
――あれから耳鳴りが凄い。


イライラする。


クラブにも最近行ってないし。


「――!何?」


祐介からの電話に出た。


「何?じゃねぇよ!…最近クラブに来てないじゃん。今日も来ないのかよ。」


「行かねぇよ。」


「はぁ…そのしゃべり方どうにかしろよ。そんじゃあ俺の家に来ねぇ?」


「しょうがねぇ。」と言って切った。


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