舞い降りた天使と悪魔

一旦輝の家に戻り、輝の部屋で私達は集まった。



「しっかし‥
似ても似つかないな、あの野郎とは」



輝はアイルくんを見て言った。

確かに‥
ハルクと違って、髪は茶髪で軽く天パが掛かってる。

目も明るいブラウンで垂れ目だし‥
何たって可愛い。



「誰と比べてるの‥?」


「ハルクって野郎だよ」


「兄ちゃんと会ったの!?」


「あ‥あぁ」



アイルくんの目から涙がこぼれた。
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