舞い降りた天使と悪魔
「俺は別に気にしないぞ」
「そうか‥ならば聞こう。
お前は、俺が嫌いだろう」
唐突の言葉に俺は声を出せなかった。
質問じゃなく、確定形の言葉。
「‥んだよ‥それ‥
ハハ‥っ!
ユーリ、悪いけど俺はちゃんと女の子が好きだから‥」
「そんな意味で聞いたんじゃない。
俺が‥神族が嫌いだろ?」
「‥‥‥‥っ!?」
ユーリは俺と目を合わせない。
神族‥
あぁ‥ユーリ‥お前は気付いてたのか。