舞い降りた天使と悪魔

ふと、辺りを見渡すと、夕暮れによるオレンジ色の道が出来ていた。



「そろそろ帰るか」


「そうだ‥‥‥っ!?」


「輝!?」



いきなりの胸の痛みに、俺はうずくまった。
ズキズキと痛む胸を抑える。



「どうした!?」


「‥な、何でもねぇ‥っ」



ドクン‥ドクン‥



俺の心臓が大きく波を打つ。
何だ‥っ、これ‥っ!

あの傷が‥痛む‥っ!!


ユーリは俺の肩を支えた。
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