舞い降りた天使と悪魔
「おい、やめ‥‥」
「大体、ここは貴様みたいな低俗な輩が来るようなとこじゃないんだ」
「‥‥‥んだと?」
上級天使の言葉に、輝がキレた。
グッと指に力が入ったのを、俺は見逃さなかった。
「輝。やめろ」
「‥‥‥ユーリ」
俺は即座に輝の腕を掴んで止めさせた。
「‥‥‥お前等」
「「‥‥‥‥‥っ」」
「輝は大切なお客様だ。
天使たるもの、差別などして良いと思ったか?
‥‥‥‥散れ、殺すぞ」