君の隣で


「なちっ・・・・・!」

「のん・・・・」

私はのんを部屋にいれた。
期待と不安はのんを見た瞬間
解けてなくなった。

「なち・・・
 どうしたの?
 みんな心配してるよ・・・」

「朝陽は・・?」

朝陽、引っ越したのかなぁ・・・?

「朝陽くん・・・
 引っ越したよ。」

瞳から涙があふれた。
私は朝陽をふっきれるのかなぁ・・

「こんなに痩せて・・・・
 拒食症ぢゃん!」

「・・・・っのん」

私はのんの胸の中で泣いた。
泣いて泣いて、
いつの間にか眠りについた。

気づいたら16時をまわっていた。

「のん?」

「あ、起きた。
 お昼食べよっか?」

私は朝からずーーーーっと寝てた。
のんは私が起きないようにずーーーーっと
待っていてくれた。

「のん・・・
 お腹すいた?」

「大丈夫だよ!
 それよりなちが食べなよ!」

のんは私のためにオムライスを作ってくれた。
あったくて、おいしかった。

のんといると、シアワセ



< 13 / 16 >

この作品をシェア

pagetop