君の隣で
「いぃよねぇ~」
お昼の時間にボソっとのんが嘆いた。
今日は4時間だから、お昼を食べたら帰れる。
「ん?何が?」
「なちんとこの彼氏っ!」
「朝陽?」
「そぉそぉ、かっこよくてぇ・・・・・」
のんは自分の彼氏に全然満足していなぃらしい。
「朝陽くんとヤった?」
・・・・ゲ、こうゆう話苦手かも・・・
「まだ・・・?かなあ~?」
流したつもりだったのに、
逆に興味津々にさせちゃった・・・
「えええええええ?!早くヤっちゃいなよお~」
「うーん・・・・」
「朝陽くん欲求不満になっちゃうよ!」
「うん、がんばる~」
「誘われないの?」
一瞬ドキ・・・とした。
「今日一緒に私の家いくんだあ~・・・・」
「!!!!」
のんの顔を見ただけで何が言いたいがすぐにわかった。
「じゃあ、お昼食べて、2人で帰りなっ!」
「うん、ばいばーい!」