思い出は消えない
「…俺さ、広くて…綺麗なとこ…好きな…んだ。真嬉に…言ってなか…たけど、俺が…1番好き…な…のは、宇宙。宇宙…て、綺麗だし…どこまでも…行ける気…するから…さ。
真嬉と…行きたか…たな。」

「無理じゃん。宇宙旅行なんて、まだできないよ。
でも、真嬉も萩夜と行きたいな!宇宙。」

宇宙が好きなんて

初めて聞いた。

1番好きなのは

屋上から見る景色だと思ってた。

屋上は、萩夜にとって

1番身近にある

宇宙だったんだね。
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