思い出は消えない
「萩夜。真嬉、いいもの買ってきたんだ!」

「…なんだよ。」

「じゃ〜ん!」

………

「…宇宙…。宇宙の…本じゃん。」

この時萩夜は

子供みたいな笑顔を見せた。

(買ってきてよかった。)
「萩夜、喜ぶかなって!」

「…ありがと……。…見よ。」

「うん!」

私と萩夜は

いろんな星のことを話しながら

笑って時間を過ごした。
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