思い出は消えない
「真嬉、屋上はじめて!」

「マジで?俺なんか、授業サボるとき、いっつも屋上来てたぞ!」

「萩夜、屋上好き?」

「好きだよ!風気持ちいいし、景色いいし!最高じゃん!」

「じゃあ、私も好き!萩夜の好きなものだから!」

萩夜は、少し笑って

その場に寝転がった。

私も萩夜の隣に寝転がった。
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