思い出は消えない
「萩!……夜。」

「おせーよ!早くこっちこい!」

病室に入ってすぐ

ベッドの上に座らされた。

「俺の彼女!」

「は!こいつ…榊原真嬉じゃね!?お前の彼女だったのかよ!」

「なんで知ってんだよ?」

「だって、学校同じだし、3年の間で、〈学校で1番かわいい人ランキングNo.1〉だぜ!」

「なんだよ。そのランキング…。」
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