思い出は消えない
「はぁ…はぁ……苦…しい…はぁはぁ…」

通り掛かった看護婦さんが

先生を呼んできた。

「萩夜くん!?聞こえる?萩夜くん!!」

「すぐ運ぶぞ!!急げ!!」

あっという間の出来事で

何が起きたのか

頭の中がゴチャゴチャだった。
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