思い出は消えない
帰り道。

お母さんのところへ

歩いて向かっていると

萩夜の息づかいが

荒くなっていることに
気づいた。

「はぁ…はぁ…。」

「萩夜?疲れたよね?ちょっと休もっか?」

「あぁ…。わりぃな。」
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