思い出は消えない
「はぁ…ゴホッゴホッ…はぁ…はぁ…」

「萩夜?発作じゃないの?薬飲まないと…」

「…吐きそう…オエッオヴッ!ゴホッゴホッ!」

萩夜はその場に吐いてしまった。

「萩夜!?」

私は、萩夜の背中を

さすり続けた。
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