思い出は消えない
「んだよ、声でけーな!頭に響くんだよ!てか、卒業おめでとうは、おめーもだろ!」

「わりわり!そうだな!
それは置いといて、今日はビックリすっぞ!」

「何がだよ!」

「おーい!入れよ!!」

沢斗が大声で呼ぶと

萩夜の同級生が

たくさん入ってきた。

『よぉ!久しぶりだな、萩夜!』

『元気だったか?』

私はその場に

呆然と立っていた。
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