思い出は消えない
あれから1時間位たったかな。

私は萩夜が寝ているベッドに

頭を乗せて寝てしまっていた。

「…ん…。あれ?沢斗は…。帰ったのかな…?」

「……真…嬉?」

「…萩夜!?」

「…声でけーよ…。」

萩夜が目を覚ました。

(本当よかった!あのままいっちゃうかと…。)

「ごめん…。今先生呼ぶからね!」

「…あぁ……。」

私はすぐボタンを押した。
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