思い出は消えない
「萩夜くん。気分どぉ?」

「…もう大分よくなった。」

「真嬉ちゃんが、ずっとついててくれたんだよ!ねっ!」

「え…!真嬉はそんな…。」

看護婦さんにいきなり振られて

戸惑ったけど、

萩夜は私の方を見て

「…ありがとう…。」

って言ってくれた。
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