S・P・F
「251‥‥252‥‥253‥‥‥」


アレスは額から汗を流して歯をくいしばっていた。回数的にはまだ半分だが疲労は既にピークの様だ。


「お前は剣術の授業もろくに受けないから体力が無いんだ。」


座って見ている先生はアレスを見上げていた。


(チクショウ、元はと言えばこの貧乳教師のせいで‥‥‥)


「むっ、お前私の悪口を心に思い浮かべたな。邪念を感じたぞ。
100回追加だ。」


「そんな、誤解ですよティナ先生。」


「うるさい!!
追加と言ったら追加だ。」

アレスの腕はプルプルと震えていた。しかしノルマはまだまだ遠い‥‥‥。
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