タッパーにつめた恋
その日の夕方思い切って
ショウとユッコとミヅキに
気になる男の子の話をした。
「あっ!!それタクヤでしょ!!」
ショウも2組だから
すぐに誰かわかったらしい。
ショウとユッコの話によれば
タクヤという名前で
野球少年らしい。
「え~かっこいいかぁ。
理解しがたいわ~。」
ユッコはあまりタイプじゃ
ないらしい。
「そのタクヤって人誰かミヅキ
わからんし~。」
ミヅキはぼやいていた。
「もう6時やし晩ごはん食べに
食堂行ったらええやん!!
タクヤおるかもやでっ!!
タクヤおったらショウが
ナツとアドレス交換の
協力するから!!」
「え~無理無理!!」
「いーじゃんナツ!!
ミヅキもタクヤって人
見たいから食堂行こっ!!」
ショウは嬉しそうに
食堂までスキップしていた。
少し緊張しながら
4人で食堂に行った。